高級ホテルの清掃員の勤務中 仕事を一段落つけたトミナガは 息抜きのため喫煙所にむかう。 なんとそこには世界的に有名な女性シンガー 「ミラー・スウェッチさん」が タバコをふかしていた。 彼女はMAJIME症候群発病後、 「未来ある子供たちがあたしの歌で 悪魔に犯されるのなら、 あたしは口にファスナーをつけてもいい。」 の言葉を残し引退。 現役時代最も好きな国と語った日本に お忍びで滞在していた。 そんな「ミラー・スウェッチさん」は トミナガの存在に気づかず 上機嫌に鼻歌で自身の名曲 「空が明るいうちに」を歌っていた。 トミナガはその時、 音感染によりBABY悪魔ちゃんに感染。 後に彼は 「あの空間を味わったおれは 一体この先誰を愛す事ができるだろう。」 と語っている。 トミナガMAJIME症候群発病。 数ヵ月後、幼なじみのカネシロから一本の電話が入る。 学生時代に二人は 「やぶらこうじのぶらこうじズ」という ギターボーカルとドラムボーカルのユニットを組んでおり トミナガはドラムボーカルを担当していた。 カネシロはそんなトミナガを「愛はズボーン」 のドラマーとして迎えるため、 彼に電話をかけたのである。 やはりトミナガもMAJIME症候群による 不安定な精神状態を改善するため 「愛はズボーン」への加入を決意。 こうして、「愛はズボーン」は生み落とされた。