ロックバンド「カムカムゴッサムシティ」 のギタリストだった彼の前に 高校時代の後輩であるギマケンタが現れる。MAJIME症候群発病患者のギマは ロックバンドを結成するため カネシロにギタリストとしてバンドに加入してほしい という事を伝える 乗り気でなかったカネシロだが ギマの弾くギターと歌声を聴き 「カムカムゴッサムシティ」脱退を決意。 この時本人は気づいていなかったが カネシロは音感染によりギマから BABY悪魔ちゃんの病原体をもらっていた。 当時を振り返り彼はこう語っている。 「あの頃の僕のバンド活動は まるでセミの抜け殻の様だったんだ。 成虫になってがむしゃらに鳴いてるはずの体は いつしかどこかへ飛び立ってしまってて ここにいるのは軽くて中身の無い抜け殻。 そんな時ケンタの歌声を聴いて もう一度土の中からやり直す覚悟を決めたね。」 MAJIME症候群発病後、カネシロはバンドに加入。 MAJIME症候群により精神状態の安定を求め ギタリストとしてではなく、ギターボーカルを担当する。 バンド名は二人が最も敬愛するフォークロックシンガーの デビット・ズボーンマンから インスピレイションを受け、「愛はズボーン」とする。 2011年7月13日。「愛はズボーン」結成である。 ちなみに、「カムカムゴッサムシティ」時代の経験を生かし 彼はソングライターとしても バンドのリーダーとしても活躍する事になる。