空き巣を繰り返しては盗品を売りその金で酒を買っては毎日バカ騒ぎしていた。 そんなある日彼はドクターMUSHI.KOGANE の研究所に忍び込む。 研究所の中の金目のものを探すがその日の収穫はオンボロのエレキギター一本だった。 このギターが彼の人生を大きく変える。 真っ青にペイントされたそのギターには ドクターMUSHI.KOGANEが発見した研究中の病原体 BABY悪魔ちゃんが付着しており そのギターを弾いたギマは音感染 (音を使って人間の耳から侵入し感染者を増やす) によってBABY悪魔ちゃんに蝕まれてしまう。 病原体BABY悪魔ちゃんに蝕まれたギマは MAJIME症候群を発病。 精神状態を安定させるため 彼はロックバンドを結成することを決意する。 「愛はズボーン」のすべての始まりである。 ギマはMAJIME症候群発病後、 ギターを盗み出したその日のことを振り返り 発病前との心境の違いを次の様に語っている。 「あの日のおれは、こんなオンボロギターじゃ その日の酒さえも買うことができない。 そう思っていたよ。 それが今じゃこのオンボロギターで 豪邸を建ててやろうかなんて考えてるんだ。 訳わかんねーよな。」